フォロワーさんにトータル診断コースを受けて頂きました<中編>
ツイッターで仲良くさせて頂いているツバサさんに、アプリでのパーソナルカラー診断を含む、“オールオンライン診断コース”を受けていただきました。
前回の記事はこちらです。 オンラインパーソナルカラー診断と、顔パーツ診断の結果についてでした。
今回は、体型診断についてです。
さっそく行ってみましょうっ!
【体型診断】
これまでの体型診断は、正面からの肩幅・ウエスト幅・腰幅・太もも幅、
横からのバスト厚み・ウエスト厚み・ヒップ厚みのみの計測でした。
ウエストが基準で、各箇所の値との差によって、X型・V型・A型・I型に分類していました。
しかし昨年リニューアルし、計測する箇所が増えました。そして、基準がウエスト幅ではなく、身長になりました。
これにより、従来見てきた体の幅や厚みのみならず
- 顔の大きさ
- 腕の長さ
- 足の長さ
- バストの高さ
- ヒップの高さ
が、「縦」の理想のバランスに対して、自分がどれくらいの値なのかが%でわかるようになりました(”バランス値”と言います)。
まず、体型タイプは
正面からはA型、横からはV型、相殺して「I型」でした。
正面からA型ということは、肩幅の理想値に対する実際の値より、腰・太もも幅が大きいということ。つまり下に重心があります。
そして横からV型というのは、バストの厚みより、ヒップ幅の方が小さいということなので、上重心です。それを相殺して、I型としています。
I型の方は、上半身と下半身でボリュームまたは長さのコントラストをつけると、寸胴気味なスタイルにアクセントがつきます。(同じI型でもふくよかな方は、全体的に布がストンと下に落ちるようなスタイリングが有効です)、
さらに各箇所のバランス値を見ると、
- 長い・短いor短い・長いのバランスを作ることがかなり有効。全身に対してお体がやや短く、身長も高いわけではないので、長いところを作って体を長く見せたいため。
- 肩幅が狭いため、カーデの肩掛けや、横に幅が出るトップスやアウター+細身のボトムの組み合わせもよい。
- 腕が理想値より長く、上半身が間延びしてしまう恐れがある。袖が長くてたるむようなトップスは避けた方がよく、腕まくりや7〜8分袖などでカバーできる。イヤリングや巻物、帽子などで重心を上げる工夫もよい。
- 足が長く、バスト位置もかなり高いため、ハイウエストは避ける。逆に胴が短くなり過ぎたり、胸付近が詰まってアンバランスに見える恐れがある。
- 太もも幅がややあるため、スキニーよりテーパードなどがおすすめ。
よく重心を上げる、と言うとウエスト位置を上げることが真っ先に言われがちですが、ツバサさんの場合は、それが当てはまらず、あくまでジャストウエストが有効と思います。
これまでは、診断に使う写真も首から下でよかったですし、目視でバスト位置が高いですね、などといったことも言えましたが、身長を基準に数値でわかるようになったおかげで、こんな詳細なアドバイスを自信を持ってお伝えすることができます。
が…、ツバサさんのフォロワーの方、これまでご覧になったことがあるでしょうか…ご本人のお写真や失敗談のツイートを…
ウエスト周りのふくらみに対して、どんな服を避けた方がいいかは、ご自身でもだいぶお分かりになっていらっしゃいます。が、せっかくなのでどうするといいか、私なりに診断と写真を絡めて文章にさせていただくことにしました。
- ウエスト付近に布が集まるようにしない。細身ではあるけれども、薄く柔らかい布が集まってウエストにボリュームが来るようにするのは避ける(実際、ウエストの厚みの数値がやや高め)。
- ウエストマークするときは「線」でなく「面」で押さえることで、ストンと筒状になるようにする(着物のイメージ)。I型は全体の形をあくまでI型に整えることも大事なので、この理論も当てはまる。固め・厚めの生地のボトム(デニムなど)にINしたり、ジャケットやコートなどの固い“面”でフラットに押さえられているようにする。
- つかず離れずのカットソーをそのまま着て、ウエストラインがあらわになるようにしない。上にゆとりのあるものを羽織るか、前をインする。
私がこうやって文字にしなくても、もう十分お分かりになっているかとは思いますが、こんな風に決めていただくとわかりやすいかと思います…。
すみません、ツバサさん…、かなり…とても…手強かったです…!(すみません)
逆に、一番右下の写真なんかはやや上半身が細すぎるような感じもするので(大きいバッグとの対比のせいかもしれませんが)、意外とダウンなどでボリュームを足してもいいかなと思うのですが、どうでしょうかね、ツバサさん…
本当はこの記事を後編としたかったのですが、やはり長くなってしまったので、服装心理診断についてはまた次の記事でご紹介させていただきます。
今回はここまで!読んでくださりありがとうございました。
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※“体型診断”は、(株)フォースタイルの著作物です。