ファッションと、幸せな毎日~パーソナルスタイリストの日記~

ファッションは悩ましくて、楽しくて、楽しい。

髪型を似合わせる、3つのポイント

 

 

顔タイプ診断では似合う髪型の提案があるようですが、私がやっているフォースタイルの顔パーツ診断ではそれがありません。

 

顔タイプ診断だと愛らしい顔立ちだから髪型も可愛らしく、クールなお顔立ちにはストレートやレイヤーで髪型もクールに。…は、ちょっと違うかなと思ってまして…そこまでやったらその顔タイプの人みんな同じ髪型になってしまうのでは、と。

 

例えば安達祐実さんはおそらく顔タイプだとキュートとかアクティブキュート、顔パーツ診断だとFeminine×Youngになると思うんですが、前髪なしおでこ出しのセンターパートがすごくお似合いだし…

 

天海祐希さんのようにキリッとしたお顔立ち(推定Masculine×Adult)の方のパーマやウェーブヘアも素敵だと思いますし…

 

あと顔パーツ診断では、お顔に丸みがあるとフェミニンに加点され度合いが高まるんですが、そのお顔にさらに可愛げのある丸いボブなんかにしたら、顔の丸さが気になる方はより強調されてしまうかも。

 

でもやっぱり髪型って悩みますよね…!一回切ったら取り返しがつかないし!

 

ということで今回は私なりに、髪型を決める時に気をつけた方がいいポイントを3つまとめました。

 

 

1.前髪の有無

前髪を作った方がいい人…

・面長を緩和したい

・カジュアルさ、幼さ、若々しさを出したい

前髪がない方がいい人…

・強そうに見せたい

・大人っぽくしたい

 

日によって変えたいとか、間を取りたい場合は、片側の眉やおでこだけチラリと見えるように流したりセットするのがいいと思います。

 

2.ボリューム感と長さ

これは体型や体つきを参考にするのがおすすめです。

肩幅が広くない人がパーマやウェーブでボリュームを持たせると、頭が大きく見えてしまう可能性が。当然ですがコンパクトにした方が小さく見えます。体型診断でX型やV型で肩幅がしっかりあるような方は、多少ボリュームを持たせてもカッコよく決まりそう。

長さも、小柄な方はショートが似合うと言われますよね。長いとその分重心も下がって見えやすいです。

 

3.着たい服との相性

これは“似合わせ”の大事なテクニックだな〜と私が最近実際に感じたことです。

しばらく丸みのあるボブだったんですが、Y2K/ストリートファッションブームに合わせてちょっとウルフっぽい感じにしたいな〜と思い、それっぽくカットしてもらい少しずつ伸ばしてきました。コテで襟足を外ハネにしています。

 

しかし…、ある日バルーンっぽいシルエットのスウェットにモヤモヤとまだらな柄で途中からギャザーの効いたスカートを合わせたら…に…似合わない…!!!

 

私の顔パーツ診断はMasculine×Adultで、メンズライクで大人顔。ジャケットとかローファーとか硬そうなアイテムが似合うんですが、このような柔らかさのある服がまぁ似合わなかったんですね〜。

スウェットはこれではなくて、もう少し形に丸みがあって生地も柔らかいものでした。
色もオイスターホワイトだったので、より甘さがあって似合いづらかったかも…



このコーデ着たいからいいわ!と開き直ってそのまま出かけたんですが、以前の丸みボブならあまり違和感なかったんです。ウルフで毛先はザクザクトゲトゲになっているし、シルエットも縦長なので直線と面長が助長されたかな〜と…

 

私の場合はカジュアルな服が多いし、かわいげのある服を着たい時もあるし、大人だけどかわいらしいみたいな雰囲気に憧れているので、髪型までクールにしない方がいいのねと思いました。

 

(もちろん自分の顔立ちに似合う洋服がそもそも好きだったり、似合うを重視して上から下まで同じイメージで調和させたいなら髪型-顔立ち-服と雰囲気を揃えるのも全然アリです!)

 

でも、この記事に書いたようなことに気をつけつつ、頭の形は美容師さんに見てもらったら、似合いづらい髪型ってそんなにたくさんないんじゃないかな!?と思っています。

 

 

 

※顔パーツ診断と体型診断は(株)フォースタイルの著作物です。