ファッションと、幸せな毎日~パーソナルスタイリストの日記~

ファッションは悩ましくて、楽しくて、楽しい。

UNIQLOの定番リブタートル、一枚じゃ着られない…!?

 

茨城県水戸市のパーソナルスタイリスト、カワサキリエです!

 

今回はUNIQLOで毎年発売されるリブ素材のタートルネックニットについて。

これ、一枚で着る人いらっしゃいます?

薄手のリブ編みで、めちゃめちゃ体のラインを拾いません?

www.uniqlo.com

2023awは、ブルベ向きの色が多いかも

 

Y2Kの影響を受けてかトップスはぴったりフィット、ボトムはワイドパンツなどのボリュームアイテム、といった着こなしが最近人気です。もちろんこの商品はそのスタイルにうってつけなんですが、特別バストがあるわけでなく上半身薄めの私ですら、一枚で着るとそれなりにバストが目立ってしまい、ちょっと気が引けます…。

(ボディラインを見せたい!そのほうが好き!という方はそれでOKですからね!)

 

 

「体型診断」別にこの商品との相性を見ていくと

X型…△ 素材に厚みや張りがある服の方がかっこよく着こなせる。薄いと生々しさが

V型…× 全身のシルエット、特にトップスはゆるっとさせたい

A型…△ 上をコンパクトにするのは似合うけど、薄い上半身や肩幅の狭さが目立つ

I型…△ ボリュームのコントラストがつけばOKだけど、おなかが大きめのI型さんにはフィットするものはご法度

 

こんな感じで、私自身もこれを主役にどうぞ!とお客様におすすめしたことはほぼないです。

 

それと私の師匠の最近のX(Twitter)のポストからも、やっぱりこの服難易度高いわ…!と改めて思いました。

 

https://x.com/RisaHisano/status/1717160280273420545?s=20

 

左側の、なで肩に良しとされないタイプはまさにこのタートル。日本人女性っていかり肩やまっすぐな肩の人より、なで肩さんのほうが多いのではないでしょうか?

 

ですからやはり、これが日本人の秋冬にマストな一枚!とはどうしても言えないなと思ったのです。

 

(そもそもの大前提として、真冬にこの厚みじゃ寒いし…涙)

 

とは言え去年買って今年も着たい方や、定番だからなんとなく買っているという方もいますよね…!もう主役としてや一枚じゃなくて、サブ、脇役、土台として活用しましょう!

以下、おすすめの着方をご紹介します。

 

 

①カーデなどの下に着てニットonニット

ふわふわカーデ

ハイゲージのセーラーカラーニット

ミックス糸のオーバーカーデ

とにかく防寒したいときはこの着方。フラットなハイゲージざっくりローゲージ、ふわふわアンゴラやモヘアっぽいものなど、素材感に差をつけましょう。

 

②ワンピースのインナーに

春物や秋物のワンピースを冬も着回せます。

 

③シャツを羽織る

オフィスカジュアルなどにおすすめの着方です。シャツやブラウスはあまり薄いものより、ある程度目が詰まった厚みのあるものが相性いいです(コーディネートの基本として、薄手のものの上に厚手のものを重ねる方が自然なため)。

 

 

④サロペット、ジャンパースカート、サスペンダー付きボトム、ビスチェなどと合わせる

 

まずサスペンダーやジャンパースカートなど肩に布が来るものは、上半身が薄いA型さんの肩を盛って重心を上げ、V型さんには肩幅を切ってスッキリ見せる効果をもたらしてくれます。

A型さんはウエスト位置が高いもの、V型さんは胸元が深いV開きでウエスト位置が低いものを選ぶのがコツ。

 

★A型さん向けのジャンスカ例

www.uniqlo.com

 

 ★V型さん向けのサロペット例

dfashion.docomo.ne.jp

 

ビスチェのインにも持ってこいです。

バストラインが平行なタイプのビスチェは鎖骨の下に切り替えができることで、肩を横長に、つまり肩幅を広く見せてくれます(目の錯覚で、同じ横幅の四角形でも縦の辺が短いほうが横長に見える)。カワサキも肩幅が広くないので、この着こなしはいい感じに見えてお気に入り。

 

⑤スカーフを巻く

大判スカーフなら、スカーフが主役のコーデに

これ、指輪にシュッと通しているだけです。しっかり留まるので、スカーフを持て余している方、結ぶのが苦手な方におすすめの方法ですよ〜

 

⑥ジレ、ベストのイン

同系色でまとめれば一着の服のよう!もちろん白と黒、など反対色をぶつけてもOK。

 

 

 

ということでこのセーター、一枚じゃなんとも難しいけれど重ねることで真価を発揮する商品かと思います。持て余している方、もう少し格好良く着たい方、ぜひ参考にしてくださいねー。

 

 

 

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※「体型診断」は(株)フォースタイルの著作物です。